
2026年3月12日、私たちのプロジェクトに欠かせないAIアシスタント「Antigravity」に大きなアップデートがありました。 それは「新クレジットシステム(←勝手にネーミングしました🤭)」の導入です。
この仕組みが導入されたことで、AIとの開発フローがどう変わったのか、実際に使ってみて感じたメリット・デメリットをエンジニアの視点でまとめました。
新システム導入の背景
これまでは「AIとの対話」という抽象的なリソース管理でしたが、明確なクレジット制(ステップ/トークン管理)に移行したことで、1回のプロンプトや生成が持つ「価値」がより可視化されるようになりました。
クレジットの確認方法
Antigravityのエディタを開いている場合は、右下のAntigravity-Settingsから

Advanced Settings

Modelsで確認できます。バグ修正していたので、Flashしか残ってない^^;

メリット:効率と質の最大化
新システムになってから、以下のようなポジティブな変化を感じています。
1. プロンプトの質の向上
クレジットを消費することを意識するため、曖昧な指示が減り、より具体的で構造的なプロンプト(指示出し)を心がけるようになった。 結果として、AIからの回答精度も向上するという好循環が生まれているような気がする。
2. リソース使用状況の可視化
「今、どれだけAIを使って開発しているか」が数値として見えるため、プロジェクトの進捗管理やコスト(計算リソース)の感覚が研ぎ澄まされた(せこいだけか!?))
3. 戦略的なタスク切り出し
大きな変更を一気に頼むのではなく、小さなステップに分けて効率よくクレジットを使いこなすという、AI時代の新しい「ディレクション能力」が身についた。
デメリット:精神的なハードルと制約
一方で、以下のような課題や「慣れ」が必要な点も出てきました。
1. 試行錯誤への心理的抵抗
「ちょっと試してみる」という気軽な使い方が、クレジット消費を意識するあまり少し慎重になりがち。 以前のように、無限にトライアンドエラーを繰り返す感覚からの脱却が必要。
2. 指示の「重み」に対するプレッシャー
複雑な指示を出す際、「これで失敗したらクレジットが無駄になるかも」というプレッシャーが時折発生。 これを回避するために、事前の要件定義をより入念に行う必要が出てきた。
3. 管理コストの発生
残りのクレジットを確認しながら開発を進めるという、本来の開発にはなかった「管理作業」がフローに追加された点は、かなり煩わしい。
まとめ:AIとの「共生」の次なるステップへ
このクレジットシステムの導入は、単なる制限ではなく、AIという強力なリソースをいかに賢く、大切に使うかという「責任あるAI活用」への進化だと捉えなければならないのでしょうね。
デメリットとして挙げたプレッシャーも、裏を返せば「質の高いコミュニケーション」を促すためのスパイスのようなものです。Antigravityは単なるツールから、より相互理解を深めるべき「良きパートナー」へと、また一歩近づいたのかもしれません。(気のせい)